ABOUT ~ CORALについて

OUR STORY

2013年度

CORALは、一人ひとりの女性が自分らしく輝くことができるために、小郡で出逢いと学びの機会を作りともに成長していくことを目的として2013年6月に設立された地域コミュニティです。

  

福岡県と福岡県男女共同参画センター「あすばる」が開講していた女性のためのリーダー育成塾「ふくおか女性いきいき塾」の小郡市在住1期生のつながりから誕生しました。この塾において学んだことを、地域における女性の活躍推進に活かしたいと設立しました。

 

当初のメンバーは、小郡市には同世代の女性が集まって学び合う場所が少ないという課題を感じていました。その課題解決に取り組んでいくために、小郡市人権教育啓発センターで2ヶ月に一度「イレブンジスの会」という学びの場を企画し運営することにしました。

 

講師には、ふくおか女性いきいき塾卒塾生の皆さんにもご協力いただきました。また、イレブンジスの会に参加してくださった方の中には、得意分野を持ったスキルの高い女性が多く、講師としてチャレンジしていただく機会を提供しました。イレブンジスの会は、小郡市内でランチ会を開催したり、ふくおか女性いきいき塾卒塾生から議員に当選された方を招いてトークセッションを行ったり、201712月まで様々な企画(計22回)を開催してきました。

 

2016年度〜2017年度

小郡市市民提案型協働事業に応募し誰にでも身に付けられる分かりやすいプレゼンテーション講座を開催しました。なぜ、プレゼンテーション講座を開催したかったのか、それは、女性は人前で話すことに苦手意識を持っている方が多いと感じていたからです。実は、私たち自身もそうでした。プレゼンテーションの基礎を学び、自分はどんなことを伝えたいのかを洗い出し、それを短く4分間で伝えることができるようにブラッシュアップしていきました。自分の内面に問いかけながら言葉にしていく作業は、自分らしさに気付く時間にもなりました。受講生の皆さんには、最終回で4分間のプレゼンテーションに挑戦していただき、その様子をビデオで撮影し振り返りの会を開催しました。講師からのアドバイスや参加者同士の感想を述べ合いました。現在は、その時に伝えた思いを実現し大活躍されている方もいらっしゃいます。この協働事業をきっけかに、設立当初から運営サポーターとして協力してくださっていたメンバーに団体の理事として参画していただくことになり運営の基盤を強化しました。

 

2018年度

 福岡県男女共同参画センター「あすばる」の女性による元気な地域づくり応援講座事業「元気塾」に応募し「スマホアプリで動画を作る!おごおりチャンネル」を実施しました。なぜ、スマホアプリの動画作成講座を企画したのか、それは、今後、地域において女性が活躍していくためには、ITの活用が必要不可欠となっていくからです。地域にいながらにして、楽しく実践しながら自然にITを学ぶことができないかと、アプリで動画制作に取り組むプログラムを企画しました。また、この事業において運営側が意識して取り組んだことは、できるだけペーパーレスで実施することでした。Googleクラウドの様々な機能、携帯アプリ、Webミーティングなどを活用し、効率的に運営しました。小郡市以外の受講生も多く、ITを活用することによって、グループでの動画制作も可能となりました。現在も、引き続き動画制作に取り組み、合計80数本の動画をYoutube「おごおりチャンネル」で発信しています。

 

2019年度

 おごおりチャンネルフォローアップ講座として、「SNSライブ配信に活かすレポーター&ナレーション講座、月に一回の動画制作スキルアップ企画「もくもく動画編集会」、リアルなつながりの場として「まわしよみ新聞」を開催しました。「まわしよみ新聞」は、地域や世代を越えて顔を合わせて集い楽しく語らう場作りを目指して、味坂校区コミュニティセンターと共催で実施しました。参加者同士の交流と同時に時代や社会の気になる動きについての知見を深め、小グループにおけるプレゼンテーション能力を高めていきました.

 

  この年、私たちは、団体のビジョンを見直しました。これまでの経験から、地域にいながらにして活動を続けていくためにはITのスキルが重要であることを実感していました。地域で社会でリーダーとして貢献していくために、ITを活用した新しい地域活動の在り方を実践する団体として活動していくことを目標にしました。

 

2020年度

 市民がつくるYoutube「おごおりチャンネル」に関心を寄せていただいた他市町村や団体から、動画講座を開催したいとご依頼いただくようになりました。2020年2月~5月にかけて随時開催を予定していた動画講座は、コロナ感染拡大の影響を受け、残念ながら途中で開催できなくなったり、全面的に中止になったりしました。そんな中でも、開催延期となっていた一つの団体様からオンライン開催にチャレンジしたいというご依頼をいただき、プログラム内容をWEB仕様に変更し、Zoomを活用した動画講座を開催いたしました。当日は主催者にも参加された皆さんにも大変好評でした。現在は、いくつかの任意団体から、動画講座や、Zoomの使い方などの講師依頼をいただき、企画内容を協議しながら進めているところです。「あすばる」の女性リーダー育成事業をきっかけに設立し、7年の歳月を経て、現在も活動を続けてこられたのは、たくさんの方々が関わってくださったからです。ご縁をいただいた皆様に心から感謝申し上げます。設立当初は手探りでしたが、どんなことをしたら参加者に喜んでいただけるのか、楽しんでいただけるのか、そのことを一番に考え取り組んできました。おかげさまで、設立のきっかけを作ってくださった「あすばる」から、取材を受けるコミュニティへと成長することができました。「地域のすばる」取材記事(2020.3.25)

 

2021年度

 6月27日(日)に総会を終え、設立8年目を迎えました。今回はオンラインコワーキングスペース「oVice」で初めて開催。お客様が7名も来られ、楽しく盛り上がりました。ご参加くださった皆様ありがとうございました。

2020年度の活動は、コロナ禍の中でも、以前からITを活用した活動を続けてきたため、私たち自身が驚くほどに、これまで以上に活動の幅が広がりました。主に4テーマ「Zoom講座」「動画講座」「まわしよみ新聞」「あすばる男女共同参画フォーラム」に取り組んできました。すべての企画においてオンラインを活用しました。昨年度1年間の実績をテーマごとに短い動画で紹介していますので、ご覧ください。動画にまとめることで改めて、沢山チャレンジができた年だったなと思い返すきっかけになりました。関わって下さった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。これからも、新たなチャレンジを企画し、リアルとオンラインでのつながりを大切にしながら、楽しく活動していきます。

 

2022年度

 令和2年度(2021年度)に続き、コロナ禍の中、オンラインを活用した講座を中心に活動。他の団体組織と連携しオンラインでの企画に多数協力しました。あすばる男女共同参画フォーラム2021の県民企画では、アメリカとZoomでつなぎリアルタイムで実施。小郡市にも後援していただき、きぼうの森館で動画配信し、全国から多様な方々の参加を募ることが出来ました。遠く離れているアメリカ在住の講師とZoomでの打合せを重ね、当日は成功裏に終えることができました。あすばる元気塾においては、おおむたミライ会議主催者にオンライン企画サポートを行い、地域活動のIT化へ向けた機運づくりに尽力しました。

 恒例となったオンラインまわし読み新聞では、北海道、新潟、長崎、山口から参加して下さるリピーターの方もいて、オンラインならではのつながりができました。動画制作については、田主丸かっぱガイドツアー主宰久留米DMOさんより撮影依頼をいただき、ショート動画制作に取り組みました。また、佐賀市市民活動プラザ主催の動画講座サポート、おごおりチャンネル動画を随時をアップしました。

令和4年度は、昨年度に引き続き、「交流」「動画」「講座企画・講師活動」に続いて、新規事業として4つめの「小郡市&久留米大学地域連携」による町内会DXプロジェクトを行います。

2023年度

 令和5年(2023年)を迎え、新型コロナウイルス感染症も5類感染症となり、リアルな講座への協力依頼も増えてきました。昨年度2022年度は、地域におけるITを活用した課題解決に一歩を踏み出しました。久留米大学の教授から大学生サークルに地域ボランティアの活動ができるところを探しているとご相談をいただいたことが始まりでした。不思議とCORALメンバーの一人が今年は地域の隣組長の順番が回ってきて、回覧板をデジタル化できないかとちょうど思っていたとこだったととつぶやきました。もしかして大学生と一緒なら、回覧板のデジタル化に取り組むことができるかも!とやってみよう!と踏み出したのです。まずは、地域区長、副区長に説明をするところから始めました。もちろん大学の教授と学生さんにも同席してもらい、その可能性を感じ取っていただくために、何度も打ち合わせを重ねました。役員会のときにプレゼンテーションで説明したり、理解を深めていただくために、事前にたくさんの時間を費やしました。そして2022年1月20日の本格的な打ち合わせスタートから
約1年数か月、LINEオープンチャットを活用した地域回覧板(試用版)が本格的に稼働を始めました。本年度、8月にもう一度、区民のみなさんにむけたLINE講座を開催し、よりみなさんに理解を深め活用していただけるように、引き続き、久留米大学学生サークルteam.csv、希が丘校区、そして、小郡市のご協力のもと、正式稼働まで進めていきます。

毎月第3日曜日に開催しているオンラインまわし読み新聞では、メンバーが固定化しつつある中でも、その時間は一期一会であり、私たち自身のつながりの場、未来へ行動変化を起こす機会にもつながっています。おごおりチャンネルは、2022年度は本数は余りアップできませんでしたが、できるときに地道に動画をアップしていきます。その映像は、CORALの地域活動の記録として、今後も残していきたいと思っています。

令和5年度は、①講座企画・講師活動 ②地域・団体連携 の3つの柱で、昨年度よりもリアルなつながりも取り入れつつ、女性が様々な分野で自分らしく活躍できる社会に向けて社会貢献につなげていきます。小郡暮らしを楽しみながら・・・


CORALでは、スマホアプリ動画講座のほか、オンラインまわしよみ新聞、オンライン会議の仕方(基礎編)、Zoomの使い方(基礎編)、地域活動におけるITの活用など、勉強会・講座の講師依頼等にお応えいたします。どうぞ、お気軽にご相談ください。(お問い合わせフォームはこちら

代表理事:山本奈穂子

  理事:井上智美

  理事:伊賀あや

  理事:原口はるみ

    理事:野崎寿子

 

おごおりチャンネル

  スーパーバイザー:三重野健司

 

コーラルとは、英語で「珊瑚」を意味し、日本語の(出)産後とかけています。イメージカラー「コーラルピンク」は明るく、たおやかで女性であることを肯定する前向きな女性像をあらわしています。